クオリティー
地質調査(ボーリング調査・標準貫入試験)
建物の形が決まったら敷地内の数カ所で地質調査を行います。地質調査では地層構成と地質特性などを調べ、建物を支持する地盤の深さや基礎の工法などを決定します。建物の基礎を設計するには、建物を支える地盤(支持層)を的確に決定する事が重要だからです。 ボーリング調査で「標準貫入試験」や「土のサンプリング採集」等を行い、より具体的に地盤状況を調べます。ボーリング調査とは、専用の掘削機械を用いて地盤に深い孔を掘り、それぞれの深度における地盤の特性(地盤の固さ、支持層深度、地層状構成、地下水位)を調べる方法です。
標準貫入試験とは
「標準貫入試験」とは、地中に挿した調査棒の上に重さ63.5kgのハンマー(おもり)を、76cmの高さから自由落下させ、調査棒を約30cm打ち込むのに要する回数(=N値、最大値は60)を測定する調査のことです。N値が高ければ高いほど、調査した地層は固いという事になります。
杭基礎(アースドリル拡底工法)
基礎梁下部には全体で13本の杭を配置。地下40m付近から出現する安定した支持層まで築造しています。今回採用したアースドリル拡底工法は、専用工具を用いた施工方法で軸部の堀削を行います。また、コンピューターの管理装置による施工管理が容易かつ確実に施工できます。
耐震構造の採用
建物自体の強度で地震に耐える工法です。柱や梁、耐力壁を頑丈に造ることで、地震に耐える構造です。現在の設計では震度5強程度の地震では、大規模な修復を要する程の損傷が生じない様に、震度6から7程度の地震では、損傷を受けても倒壊せず人命を守る事が基本とされています。
高い強度のコンクリート採用
1㎡あたり約3,600t(トン)の圧縮に耐える強さを持つ、30N/m㎡(設計基準強度Fc)以上の高い強度のコンクリートを採用しています。
※杭・附属棟・外構・土間コンクリート等を除きます。
※実際に積載できる能力ではなく、コンクリート自体の圧縮強度を表わしています。
コンクリートかぶり厚
年月が経ち、コンクリートの中性化が極度に進むと鉄筋は錆びやすくなり、鉄筋が錆びると鉄筋の体積が増加するため、コンクリートを外側に押し出し、構造体の破損を招くため、耐力の低下につながります。これを防ぐために鉄筋を包むコンクリートの厚さ「かぶり厚」を確保する事が重要になります。各部位のかぶり厚さを確保しコンクリートの劣化対策に対応しています。
戸境壁や外壁に「ダブル配筋」を採用
隣戸間の壁や外壁(一部除く)には、鉄筋を二重に組み上げる「ダブル配筋」を採用しています。鉄筋を格子状に組むことによって、シングル配筋の壁面と比べて高い強度と耐久性を実現しています。
対震枠玄関ドアを採用
建物の躯体が変形してドアが開かなくなることによる、閉じ込めを防ぐため、ドア本体と枠の間に適切なクリアランスを設けています。そのため、大震災によりドア枠が変形してもドア本体の変形や開閉不良を生じにくくします。
地震管制装置付エレベーター
エレベーターの運行に支障をきたす規模の地震を感知すると、ただちに最寄りの階に非常停止する「地震管制装置付エレベーター」を採用。地震が発生した時に閉じ込め事故を防ぎ、エレベーターの被害を最小限に抑えます。
住宅性能評価による
第三者機関の厳重なチェック
住宅性能表示制度とは国土交通大臣が指定した第三者機関が、住宅の設計段階と完成段階で共通の基準に基づいて客観的に評価を行い、「設計住宅性能評価書」と「建設住宅性能評価書」を交付し、住宅の性能を証明する制度です。
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「センチュリー南葛西」マンションギャラリー
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